シニア留学の持ち物 「中国シニア留学」

シニア留学の持ち物

持ち物は必要最低限に絞る

持ち物

中国留学に何を持っていくかですが、基本的に「現地で調達できるものは現地で調達する」と考えてください。

スーツケースに詰めて持っていける荷物の量には限りがあります。あれもこれもと言っていると、とてもじゃないですがスーツケースに収まりません。

また、留学が終わって帰ってくるときは、思い出の品やおみやげなどで、荷物の量は中国に来た時よりも必ず増えます。

ですので、中国に持ち込むのは必要最低限のものに絞り、それ以外は基本的に現地で調達するようにしたほうがよろしいです。

必ず持っていくもの

では、具体的に何を持っていけば良いのか。まず、必ず持っていくべきものについて説明します。

●パスポート、ビザ
忘れる方はいらっしゃらないでしょうが、これがないと中国で留学することはできません。
●書類すべて
大学から送られてきたもの、健康診断で受け取ったもの、ビザ申請で大使館から渡されたものなど、書類関係はすべて持ち込んでください。
●文法書
大学で使うテキストには文法説明は少ししか書かれておらず、しかも日本語での説明ではありません。日本語で書かれた文法書を必ず持ち込んでください。
●辞書
寮から教室への移動や、街に出るときに持って行くことも考えると、電子辞書のほうが便利です。
●パソコン
メールでのやり取りや情報収集など、ほとんどの留学生がノートパソコンを中国に持ち込んでいます。
●ウイルスソフト
コンピュータウイルスが多いですので、パソコンに必ずインストールしておいてください。
●インターナショナルカード
中国のATMでそのまま使えますので、1枚持っておくといざというときに助かります。
●常備薬
目薬やかぜ薬は中国の薬局でそのまま買えます。ですが、日本で処方してもらった薬の中には、中国で売られていないものも少なからずあります。ですので、処方薬を服用されている場合は、次に帰国する時までの分をすべて持ち込むのがベストです。
●文房具
中国の文房具は日本に比べて品質が落ちます。特にジェルタイプの水性ボールペンなど、筆記具にこだわりがある人は日本から持ち込んだほうが良いです。また、リングタイプの単語カードは中国ではほとんど売られていません。

持ち込まなくても良いもの

次に、わざわざ日本から持ち込まなくても良いものです。

●携帯電話
ほとんどの留学生が中国で携帯電話を購入します。日本とのやり取りはメールが中心になりますので、日本の携帯を使うことはありません。
●家電製品
ドライヤーなど普通の家電製品は中国で安く売られている上、電圧が違うため日本の家電製品は使えません。変圧器を別に購入する費用まで考えると、現地で購入したほうが安くつきます。
●変圧器
パソコンなどのデジタル家電は、ACアダプターの裏に「100〜240V」と書かれていれば、変圧器なしで中国で使えます。
●衣類
現地で購入できます。
●クレジットカード
中国ではまだまだ普及しておらず、留学生の日常生活で使える場所はほとんどありません。スリなどで盗まれるリスクを考えると、中国には持ってこないほうが安全です。